2022年06月27日
6月の乾燥肌を防ぐスキンケア、高湿度に注意!
気温や湿度が高い日は、汗も増えますが皮脂の分泌も増加します。汗が蒸発するときは、お肌の水分も一緒に蒸発してしまうため、お肌が乾燥しやすくなります。
この季節に多い肌トラブルは?
毎日がジメジメとした6月はお肌のべたつきが気になります。あぶらとり紙を頻繁に使用したり、何度も洗顔行ったり、保湿ケアも手を抜きがちです。
それら間違ったスキンケアが乾燥肌をさらに招いているのです。6月の梅雨の時季でもスキンケアを怠るとあっという間に乾燥肌になってしまいます。肌に皮脂量が多く菌が繁殖しやすい環境に加え、マスクによる高温多湿が原因で、肌の水分も蒸発しやすくなっています。
今回は6月の乾燥肌対策を紹介します。
そもそも乾燥肌とはどういった状態をいうのでしょうか…?
バリア機能の低下は、加齢・間違ったスキンケア・紫外線のダメージ・生活習慣などが挙げられます。6月にお肌が乾燥する原因について詳しくみていきましょう。
皮膚は、表皮・真皮・皮下組織の3層で成り立っています。もっとも上層の表皮は4つの層に分かれていて、もっとも表面にあるのが角質層です。
角質層には約20〜30%の水分があるのが健康なお肌といわれています。その正常な水分量を下回ると、乾燥肌になるのです。
角質層の水分量が低下する原因は、角質層内にある細胞間脂質や天然保湿因子(NMF)、汗と皮脂が混ざりあった皮脂膜によるお肌のバリア機能が低下したことによるものです。
ジメジメ蒸し暑い梅雨の頃には、ショップ・オフィス・通勤電車・内に冷房が入っています。この冷房の送風に当たると、お肌の水分が奪われてしまい肌表面の保湿機能が低下し乾燥肌を招きます。