2023年03月07日
美容液 、化粧水、乳液は、すべて肌のケアに使用されるスキンケア製品ですが、それぞれ異なる目的と機能があります。
美容液の役割
美容液は、肌トラブルや悩みに対しての集中ケアや肌の悩みを未然に防ぐ役割があり、いわば救世主的な存在です。他の化粧品よりも、特定の美容成分が高配合されているため高価なものが多いです。美容液の種類は豊富で、保湿や美白、しみ・しわなどプラスアルファで美容効果を得ることを目的として使う化粧品です。また、敏感肌用などの肌質に合わせたものや、目元や口元用などパーツごとに使うタイプのものも存在します。現在の悩みに対してのアプローチとしてだけではなく、未来に叶えたい肌への投資として使うのもおすすめです。ですので、複数の美容液を並行して使用することも可能です。
化粧水の役割
化粧水は、肌の水分を補給し、肌表面の汚れや余分な皮脂を取り除くための製品です。肌のバリア機能を向上させ、肌をしっとりと保湿します。
乳液の役割
乳液は、肌の保湿と栄養補給を目的としたスキンケア製品です。主に、ヒアルロン酸やセラミド、コラーゲンなどの保湿成分が含まれています。また、肌の保湿機能をサポートするための栄養素も含まれています。
スキンケアが大事と言われていることは周知の事実ですが、美白美容液が必要な理由を聞かれることが多々ありますので簡単にご説明したいと思います。
・化粧水 : 失われた角質の水分を補うのが目的
・美容液 : 化粧水で補った肌の保湿が目的
・乳液 : 化粧水や美容液の水分、成分を逃がさないようにする目的
このように、それぞれ大切な役割があります。
更に効果を最大限に発揮するにはケアの順番ですも大切です。
・ 乳液の油分でフタをします。
・ 美容液で集中的にケアを施します。
・化粧水で肌にたっぷり水分を与えます。
このように、化粧水と美容液の使用目的は違います。
確かに、保湿剤は化粧水にも入っている製品が多く存在し乳液やクリームにも含まれています。
なぜ、あえて別途美容液をスキンケアアイテムに入れるべきかと申しますと、美容液には油分を中心としない保湿成分が多く含有されているからです。
ベタつかずしっとりとするのがおすすめ美容液の特徴で、中には油分が入っているものもありますが、おすすめしたいのはノンオイルタイプになります。
オイルが入っていないことはマイナスでは無く、美容液のすばらしい特徴と言えます。
油分が少ないことでニキビ肌やオイリー肌など、どんな肌の人でも安心して使用できます。
もちろん油分(オイル)も化粧水や美容液の水分、成分を逃がさないようにする為に必要ですが、別途お肌に合った乳液・クリームなどを選択することでより効果の高いスキンケアが可能になります。