2021年12月24日
① 健康的な生活習慣でターンオーバーを整える
肌で生成されたメラニンは、本来ならターンオーバーによって古い角質とともに肌表面からはがれ落ちていくものです。
しかしターンオーバーが乱れると、メラニンが肌に長くとどまり色素沈着してしまいます。
ピーリングなどで古い角質をケアする方法もありますが、適切におこなわないとかえって肌のダメージになってしまうことも…。
・起床や就寝、食事などの時間を規則正しく
・良質な睡眠をたっぷりととる
・適度な運動習慣を取り入れる
・食事は栄養バランスを意識する
など健康的な生活習慣は、ターンオーバーのサイクルを一定に整えるための基本です。
精神的なストレスもターンオーバーの乱れにつながることがあるので、ストレスをためこまないよう、趣味を楽しんだりリラックスして過ごす時間を作ったりすることも忘れずに。
② 日常的なUVカット
紫外線はシミができる大きな要因。肝斑など紫外線以外の要因でできるシミも、紫外線によって悪化することがわかっています。
美容液でせっせとお手入れを続けていても、紫外線を浴び続けていたのでは台無しです。
一年を通じて日中は必ず日焼け止めを使用するとともに、帽子や日傘、アームカバーなどのUVカットグッズも活用して、紫外線をブロックするよう心がけましょう。
目に紫外線を浴びただけでメラニンが作られるという研究結果もあるので、UVカットのサングラスもおすすめですよ。
③内側からのケアも取り入れる
多くの美容液に「ビタミンC誘導体」や「ピュアビタミンC」などの形で配合されているビタミンCは、食品に含まれる栄養素としても有名ですよね。
ビタミンCはシミ対策に有効なだけではなく、コラーゲン生成を助けたり、紫外線ダメージを緩和したりと肌にとってうれしい働きがいっぱいある栄養素。
肌以外にも体内でいろいろな用途に使われるから、肌にしっかり届けるには化粧品で外側からケアするのが効果的ですが、そもそも体内に不足がちだと外からのケアだけでは不十分になることも。
外側からのケアと合わせて食べ物からもとるようにするのがおすすめです。ビタミンCはイチゴやレモン、キウイなどに多く含まれていますよ。
また、ニンジンやカボチャなどに多く含まれるβカロテン(ビタミンA)、ナッツ類やアボカドなどに含まれるビタミンEも、紫外線ダメージをケアしてシミを予防するのに役立ちます。④ こうした食材を積極的に食べるよう心がけ、内側からもシミ対策していきましょう。③肌をこすらない
紫外線以外にも、摩擦や圧迫などの刺激もメラニンが生成される原因になります。日常的に肌をこする習慣があると、シミができてしまうことも…。
・ポイントメイクを落とすとき
・洗顔後に顔を拭くとき
・額や頬の汗を拭くとき
・目や鼻がかゆいとき
などは、ついつい顔をこすったり掻いたりしやすいので気をつけましょう。
スキンケアでクリームなどを塗るときも肌をこすらないよう、やさしく指でなじませるよう意識してくださいね。
頬杖をついたり、顔をさわったりしがちな人も、クセの見直しをおすすめします。